IALC(世界語学学校協会)について
IALC(The International Association of Language Centres)は世界のその国の公用語を教える語学学校の協会だ。つまり日本であれば日本語学校、フランスであればフランス語学校がメンバーになっている。
1983年に私立の認定語学学校の有志達が、作った協会だったが、今年は設立25周年で、現在では世界21カ国で86校のIALC認定校があり、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、ポルトガル語、ロシア語やスペイン語の語学コースを提供している。
彼らは年に1度AGM(年次総会)と、留学エージェントを呼んでのワークショップをメンバー持ちまわりで行ってきた。今年はドイツのミューヘンで開催された。(昨年は南アフリカのケープタウン)
私も1990年にイタリアのフィレンツェで行われたワークショップに参加したことがある。当時はメンバー校自体まだ20数校程度で、参加エージェントも少なかった。そんな中、わざわざアジアの日本からの参加とあって、だいぶ皆から歓迎されたことを覚えている。
IALC創立時に尽力した創立メンバーのRennert氏(ニューヨークに有るRennert Bilingualのオーナー)、David Diplock氏(カナダでLSCというチェーン校を経営する経営者)などと親交を結ぶことができた。
そんなIALCの今年度の会長はなんとロシア人のWalter Denz氏になった。彼はモスクワとセント・ピーターズバーグでロシア語学校を経営している。ロシアからというのは時代を象徴するようだ。私は彼に今年の3月のICEFワークショップで会い、彼の学校について色々話を聞いていたので、何故か親近感を持ってしまった。
日本から唯一のメンバーは東京にあるカイ日本語学校で、今回も校長の山本さんがAGMに参加された。彼女はとてもアクティブで明るい素敵な学校経営者で、私は2年前、財団法人日本語教育振興協会の総会時に知り合う機会があり、彼女の学校にも1度伺わせていただいた。
アメリカのAAIEPやイギリスのEnglish UKなどの国単位での大きな学校協会と違い、IALCはいろんな国の色んな語学学校が集まり、しかもそのメンバーが大手チェーン校ではなく、殆どが皆オーナー経営者の独立系の学校なので、とても温かみが合って、私はこの団体が好きで、結構参加学校の動向などもウォッチしている。
1983年に私立の認定語学学校の有志達が、作った協会だったが、今年は設立25周年で、現在では世界21カ国で86校のIALC認定校があり、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、ポルトガル語、ロシア語やスペイン語の語学コースを提供している。
彼らは年に1度AGM(年次総会)と、留学エージェントを呼んでのワークショップをメンバー持ちまわりで行ってきた。今年はドイツのミューヘンで開催された。(昨年は南アフリカのケープタウン)
私も1990年にイタリアのフィレンツェで行われたワークショップに参加したことがある。当時はメンバー校自体まだ20数校程度で、参加エージェントも少なかった。そんな中、わざわざアジアの日本からの参加とあって、だいぶ皆から歓迎されたことを覚えている。
IALC創立時に尽力した創立メンバーのRennert氏(ニューヨークに有るRennert Bilingualのオーナー)、David Diplock氏(カナダでLSCというチェーン校を経営する経営者)などと親交を結ぶことができた。
そんなIALCの今年度の会長はなんとロシア人のWalter Denz氏になった。彼はモスクワとセント・ピーターズバーグでロシア語学校を経営している。ロシアからというのは時代を象徴するようだ。私は彼に今年の3月のICEFワークショップで会い、彼の学校について色々話を聞いていたので、何故か親近感を持ってしまった。
日本から唯一のメンバーは東京にあるカイ日本語学校で、今回も校長の山本さんがAGMに参加された。彼女はとてもアクティブで明るい素敵な学校経営者で、私は2年前、財団法人日本語教育振興協会の総会時に知り合う機会があり、彼女の学校にも1度伺わせていただいた。
アメリカのAAIEPやイギリスのEnglish UKなどの国単位での大きな学校協会と違い、IALCはいろんな国の色んな語学学校が集まり、しかもそのメンバーが大手チェーン校ではなく、殆どが皆オーナー経営者の独立系の学校なので、とても温かみが合って、私はこの団体が好きで、結構参加学校の動向などもウォッチしている。
海外留学者数増加を後押しか?
「小学生に携帯を持たせるべきではない」という提言を行った、教育再生懇談会の提言が注目を浴びている。
その提言の中に「高校生、大学生の海外留学の促進などを通じ、英語教育を強化し、日本の伝統・文化を英語で説明できる日本人を育成する」という項目があり、その方策として具体的に、「・・・高校生(例えば10万人)の海外留学(1ヶ月〜1年)の推進、大学生(例えば6万人)の交換留学(6ヶ月〜1年)の推進・・・」を国が推進すべしとしている。
また、小・中高の英語教員の採用にTOEIC、TOEFL、英検などのスコアを出させるべきとしている。
昨年からスペイン人の留学生が世界的に凄く増えているのをご存知だろうか?昨年の夏など特にイギリス、アイルランド、マルタなどのヨーロッパにある英語留学受入国はスペインの学生であふれていた。それはスペイン政府が出した特別奨学金のためだ。今年もその政策が継続され、英語学校は突然訪れた、好景気にほくそ笑んでいる。なぜスペイン政府はそのような政策を作ったのか?あるイギリスの学校の校長は、数千万人規模の観光客が訪れるスペインは、その恩恵をこうむる産業に従事する国民が非常に多く、その競争力を保つためにも、英語力を高める必要があるからだといっていた。いわば国策として英語力強化に当たっている。
お隣の国、韓国でも新大統領が英語力強化の方針を打ち出した。以前から英語学習に熱心な韓国人たちの海外留学熱は益々盛り上がっている。
前回書いたように、日本の若者の国内志向が強まる昨今、素晴らしい提言だと思った。特に海外に向けて日本のよさを発信できる人材の育成は、今後の国際化の中で、島国の日本が生き残っていくため、そして国際社会で貢献していくためには絶対不可欠で、その意味でも国がこのように海外留学の後押しをすべきだと思う。
その提言の中に「高校生、大学生の海外留学の促進などを通じ、英語教育を強化し、日本の伝統・文化を英語で説明できる日本人を育成する」という項目があり、その方策として具体的に、「・・・高校生(例えば10万人)の海外留学(1ヶ月〜1年)の推進、大学生(例えば6万人)の交換留学(6ヶ月〜1年)の推進・・・」を国が推進すべしとしている。
また、小・中高の英語教員の採用にTOEIC、TOEFL、英検などのスコアを出させるべきとしている。
昨年からスペイン人の留学生が世界的に凄く増えているのをご存知だろうか?昨年の夏など特にイギリス、アイルランド、マルタなどのヨーロッパにある英語留学受入国はスペインの学生であふれていた。それはスペイン政府が出した特別奨学金のためだ。今年もその政策が継続され、英語学校は突然訪れた、好景気にほくそ笑んでいる。なぜスペイン政府はそのような政策を作ったのか?あるイギリスの学校の校長は、数千万人規模の観光客が訪れるスペインは、その恩恵をこうむる産業に従事する国民が非常に多く、その競争力を保つためにも、英語力を高める必要があるからだといっていた。いわば国策として英語力強化に当たっている。
お隣の国、韓国でも新大統領が英語力強化の方針を打ち出した。以前から英語学習に熱心な韓国人たちの海外留学熱は益々盛り上がっている。
前回書いたように、日本の若者の国内志向が強まる昨今、素晴らしい提言だと思った。特に海外に向けて日本のよさを発信できる人材の育成は、今後の国際化の中で、島国の日本が生き残っていくため、そして国際社会で貢献していくためには絶対不可欠で、その意味でも国がこのように海外留学の後押しをすべきだと思う。
海外からの学校関連訪問者ラッシュと留学生減少?
毎年この時期は海外の学校関連の訪問者が多い。
この2週間だけでも20人以上の訪問者がうちのオフィスを訪れた。
彼らの多くは語学学校の代表者で、この時期に行われる政府関連機関や日本の留学エージェントが開催する留学フェアに参加するために来日している。
彼らは週末などに行われるそれらのイベントの合間に、取引のある留学エージェントなどに挨拶や売り込みに来る。
実際毎日のように、さまざまな学校から売り込みの連絡や情報がメールや郵便で送られてくる。設立当初のエージェントならともかく、うちのように10年もやっていると一通り、紹介校の情報はそろっており、余程のことがない限りは、新規の学校からの訪問者と会って、商談をするようなことは無いが、とりあえず年間数人程度でも送っている学校は、情報交換や挨拶の意味合いで会うようにしている。
今回彼らが一様に話しているのは「最近日本人学生の数が減っている、どうしたの?」ということである。実際、私たちも他のエージェントや政府関連の統計を見てもその傾向をここ2年ほど感じている。
海外旅行者の数も減っているが、その中でも一番減っているのは20代の若者だそうだ。いわば留学のメインターゲット層が旅行すら行かなくなっているのだから、留学も押して知るべしである。
方や中国、インド、韓国などの国は留学をする人がうなぎのぼりに増えている。留学の仕事に携わるものとして、ビジネス云々というよりも、国際化のうねりがどんどん日本にも押し寄せる中、日本の将来はこれで良いのかと考えてしまう。留学生が多くなればすぐに国際化が進むとは言わないが、若者の内向きな志向がとても気になる。
この2週間だけでも20人以上の訪問者がうちのオフィスを訪れた。
彼らの多くは語学学校の代表者で、この時期に行われる政府関連機関や日本の留学エージェントが開催する留学フェアに参加するために来日している。
彼らは週末などに行われるそれらのイベントの合間に、取引のある留学エージェントなどに挨拶や売り込みに来る。
実際毎日のように、さまざまな学校から売り込みの連絡や情報がメールや郵便で送られてくる。設立当初のエージェントならともかく、うちのように10年もやっていると一通り、紹介校の情報はそろっており、余程のことがない限りは、新規の学校からの訪問者と会って、商談をするようなことは無いが、とりあえず年間数人程度でも送っている学校は、情報交換や挨拶の意味合いで会うようにしている。
今回彼らが一様に話しているのは「最近日本人学生の数が減っている、どうしたの?」ということである。実際、私たちも他のエージェントや政府関連の統計を見てもその傾向をここ2年ほど感じている。
海外旅行者の数も減っているが、その中でも一番減っているのは20代の若者だそうだ。いわば留学のメインターゲット層が旅行すら行かなくなっているのだから、留学も押して知るべしである。
方や中国、インド、韓国などの国は留学をする人がうなぎのぼりに増えている。留学の仕事に携わるものとして、ビジネス云々というよりも、国際化のうねりがどんどん日本にも押し寄せる中、日本の将来はこれで良いのかと考えてしまう。留学生が多くなればすぐに国際化が進むとは言わないが、若者の内向きな志向がとても気になる。
世界留学エージェント協会連盟FELCAに関して
前回紹介したGAELAのカウンターパートナー団体とも言える、世界留学エージェント協会連盟(FELCA)の紹介をしよう。
FELCAの正式名はThe Federation of Education and Language Consulting Associations。つまり各国の留学エージェントの業界団体が、国単位で加盟する国際的な連盟である。
現在、日本(JAOS)、韓国(KOSA)、台湾(TOSA)、タイ(TIECA)、ベトナム(VIECA)などのアジア勢とフランス(UNOSEL)、イタリア、スペイン(ASEPROSE)、トルコ、ブラジル(BELTA)の10カ国の業界団体が加盟している。
活動内容は、各国留学業界関連の情報交換、留学関連事業の国際的ガイドラインの策定、対留学受入国政府機関や学校団体などとの対話など多岐に富んでいる。
毎年、8月下旬にAGM(年次総会)をロンドンで行っている。現会長はFELCAの創設メンバーの1人でもある日本人の山田氏で、AGMには日本の業界団体JAOSの会長の林氏も参加している。
私も2年前に箱根で行われた、アジア地区会議に参加した。その時は留学費用の送金システム、韓国の業界団体の動向、日本で開発された留学カウンセラー養成講座に関してなどの話し合いを行った。
国際化が進む昨今、このように留学エージェントも国内のみならず、世界的なネットワークの中で留学ビジネスを行っていることを、理解しておくことが大切だと思う。
FELCAの正式名はThe Federation of Education and Language Consulting Associations。つまり各国の留学エージェントの業界団体が、国単位で加盟する国際的な連盟である。
現在、日本(JAOS)、韓国(KOSA)、台湾(TOSA)、タイ(TIECA)、ベトナム(VIECA)などのアジア勢とフランス(UNOSEL)、イタリア、スペイン(ASEPROSE)、トルコ、ブラジル(BELTA)の10カ国の業界団体が加盟している。
活動内容は、各国留学業界関連の情報交換、留学関連事業の国際的ガイドラインの策定、対留学受入国政府機関や学校団体などとの対話など多岐に富んでいる。
毎年、8月下旬にAGM(年次総会)をロンドンで行っている。現会長はFELCAの創設メンバーの1人でもある日本人の山田氏で、AGMには日本の業界団体JAOSの会長の林氏も参加している。
私も2年前に箱根で行われた、アジア地区会議に参加した。その時は留学費用の送金システム、韓国の業界団体の動向、日本で開発された留学カウンセラー養成講座に関してなどの話し合いを行った。
国際化が進む昨今、このように留学エージェントも国内のみならず、世界的なネットワークの中で留学ビジネスを行っていることを、理解しておくことが大切だと思う。
世界語学学校協会連盟(GAELA)について
海外で語学を学ぶ留学、つまり語学留学が世界的に盛り上がっている。
このLangague Travelの潮流を受け、20年ほど前から受入国各国の中に語学学校の国内協会(業界団体)ができ始めた。それ以前に団体が存在した留学生受け入れ大国である米国や英国はもちろん、現在ではアイルランド、マルタ、スペインなどにも協会がある。
国内の協会の設立当初は、あくまでも国内の業界の利益に関することや、他国のライバル達との差別化などの活動がメインであったが、ここ10年ほどで、各国業界団体が世界的に結びついて、留学生受け入れに関する共通の問題について、話し合う機会が増えてきた。
GAELA(the Global Alliance of Education and Language Associations)は、そのような動きを得て2000年に非公式に設立された世界的な連盟である。
語学学校運営の品質向上、各国政府機関との窓口などさまざまな活動に取り組もうとしている。
留学カウンセラーはこのような受け入れ業界側の世界的なトレンドにもしっかりアンテナを張って、最新の情報を収集しておく必要がある。
実はGAELAのカウンターパートナー団体の1つにFELCAという、世界の留学エージェント協会の連盟があり、毎年定期的にロンドンでGAELAとさまざまな問題について対話を行っている。次回はそのFELCAについて書いてみたい。
このLangague Travelの潮流を受け、20年ほど前から受入国各国の中に語学学校の国内協会(業界団体)ができ始めた。それ以前に団体が存在した留学生受け入れ大国である米国や英国はもちろん、現在ではアイルランド、マルタ、スペインなどにも協会がある。
国内の協会の設立当初は、あくまでも国内の業界の利益に関することや、他国のライバル達との差別化などの活動がメインであったが、ここ10年ほどで、各国業界団体が世界的に結びついて、留学生受け入れに関する共通の問題について、話し合う機会が増えてきた。
GAELA(the Global Alliance of Education and Language Associations)は、そのような動きを得て2000年に非公式に設立された世界的な連盟である。
語学学校運営の品質向上、各国政府機関との窓口などさまざまな活動に取り組もうとしている。
留学カウンセラーはこのような受け入れ業界側の世界的なトレンドにもしっかりアンテナを張って、最新の情報を収集しておく必要がある。
実はGAELAのカウンターパートナー団体の1つにFELCAという、世界の留学エージェント協会の連盟があり、毎年定期的にロンドンでGAELAとさまざまな問題について対話を行っている。次回はそのFELCAについて書いてみたい。
All Aboutで留学仕事人インタビュー記事紹介
All About留学・インターンにて留学仕事人のインタビュー記事が掲載されている。
http://allabout.co.jp/study/studyabroad/closeup/CU20080508A/
私の本「こうすればなれる留学カウンセラー」を書いたいきさつや、留学の魅力、留学カウンセラーを志す方へのアドバイスなどについて書かれている。
是非、読んでみてください。
http://allabout.co.jp/study/studyabroad/closeup/CU20080508A/
私の本「こうすればなれる留学カウンセラー」を書いたいきさつや、留学の魅力、留学カウンセラーを志す方へのアドバイスなどについて書かれている。
是非、読んでみてください。


